いかり結びは、船の錨にロープを結ぶロープワークです。
フィッシャーマンズベンドともいいます。小型船舶操縦免許の試験に出ます。
ギチギチに括りつけるのではなくて、遊びがあるように結びます。でも、海の中で外れない結び方です。
いかり結びの結び方
イカリの輪っかにグルグルと二回通します。(黄色い輪っかを錨だと思ってください)
2回まわしたロープの間に通します。
さらにその下でも輪を作ります。
ここまでがいかり結びです。
最後はもやい結びで
いかり結びで余った部分を、もやい結びで止めておきます。
いかり結びはクルマの牽引にも役立ちます
※コメントにて、教えていただきました。
いかり結びは、船で使う結び方と紹介しておりますが、自動車の牽引にも使える結び方です。
結び目に余裕があるので、衝撃を吸収する性質があるのですね。
専用の牽引ロープは、ある程度伸び縮みするのですけど、普通のロープだと、発進をラフにした時に、衝撃でブチッと切れてしまうことがあります。
しかし、いかり結びだと、ダメージが1ヶ所に集中しないので、衝撃吸収になって切れにくいとのことです。
教習所連盟第42支部さん、いつもありがとうございます!
いかり結びは不明瞭な説明が目に付く結びのひとつだが、遊びを残して巻く事や、範囲についても明確に記述があって良かった。
(実は、車の牽引にはこれがお薦め。衝撃を吸収する性質があるため、多少の運転ミスならカバーしてくれる。また、車両との結合部でダメージが1ヶ所に集中しないため、衝撃吸収の性質と合わせ、ロープが切れ難い)
教習所連盟第42支部さま
いつもありがとうございます!
クルマの牽引記事にも、追記させていただきます。
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